どうも!
今回はAriana Grandeの『No Tears Left to Cry』の紹介です。
そのあとPick upのイメージを解説していきます。
Ariana Grandeの『No Tears Left to Cry』
Ariana Grande – No Tears Left To Cry
今回紹介した音楽も聞ける音楽サブスクリプションは【Amazon Music Unlimited】がお得です!6,500万曲以上の曲が聴き放題です。
今なら30日間無料で体験が可能。
無料体験中に止めればお金はかかりません。今すぐ体験↓↓
曲のテーマ
タイトルの No Tears Left to Cry は直訳すると「もう泣く涙は残っていない」。
つまり「悲しみを乗り越えて、前を向いて進んでいく」というポジティブな意味合いになります。
歌詞の中で何度も繰り返されるのが、フレーズ “I’m pickin’ it up”。
これは単なる「拾い上げる」ではなく、「気持ちを立て直す」「持ち直す」といった比喩的な意味で使われています。
歌詞の一部と和訳+解説
フレーズ1: “Right now, I’m in a state of mind.”
- 訳: 「いま、私はこんな気分の状態にいる。」
- 文法ポイント:
- state of mind = 「精神状態」「気分」。
- 直訳的に「心の状態」ですが、ポジティブにもネガティブにも使える表現です。
フレーズ2: “Ain’t got no tears left to cry.”
- 訳: 「もう泣く涙は残っていない。」
- 文法ポイント:
- Ain’t got no〜 は二重否定の口語表現で、強調のニュアンスがあります。
- 正式には I don’t have any tears left to cry. ですが、歌詞ではリズムを重視して崩した形が使われています。
フレーズ3: “So I’m pickin’ it up, pickin’ it up.”
- 訳: 「だから私は立ち直っていくの。」
- 文法ポイント:
- pick up = 「拾い上げる」が基本の意味。
- ここでは「気持ちを拾い上げる」=「立て直す」という比喩的表現。
- 動詞の進行形 pickin’ は省略されて g を落としている形。口語的な響きを出しています。
フレーズ4: “We’re out here vibin’.”
- 訳: 「私たちはここで雰囲気を楽しんでいる。」
- 文法ポイント:
- vibe は本来「振動」「雰囲気」。
- 口語で vibin’ と言えば「ノッている」「楽しんでいる」という意味になります。
Pick up の使い方まとめ
歌詞で出てきた pick up は「持ち直す」の意味でしたが、実はかなり多くの使い方があります。
基本イメージ
👉 「下にあるものを拾い上げる」
そこから転じて、いろんな場面で「回復する」「迎えに行く」などの意味が広がっています。
代表的な用法
- 拾う: Can you pick up this pen?(このペンを拾ってくれる?)
- 迎えに行く: I’ll pick you up at the station.(駅まで迎えに行くよ)
- 上達する: He picked up Spanish quickly.(彼はスペイン語をすぐ習得した)
- 再開する: Let’s pick up where we left off.(中断したところから再開しよう)
- 元気になる: She picked up after a rest.(休んで元気になった)
- ナンパする(口語): He tried to pick her up at the bar.(彼はバーで彼女をナンパしようとした)
👉 すべて「下からすくい上げる」というイメージで覚えると理解しやすいです。
曲から見えるメッセージ
「No Tears Left to Cry」は単なる失恋ソングではなく、もっと大きなテーマを持っています。
特に歌詞の “They point out the colors in you”(人はあなたの個性を指摘する)という部分は、アリアナが支持を表明しているLGBTQ+コミュニティや、多様性の尊重を思わせます。
つまりこの曲は「悲しみを乗り越え、ありのままの自分を受け入れ、前向きに生きていこう」というメッセージソングなんです。
まとめ
- No Tears Left to Cry は「涙を流し尽くした、だから前に進む」という前向きな楽曲。
- pick up は「拾う」から「立ち直る」「元気になる」まで幅広い意味を持つ。
- 歌詞の背景には、多様性の尊重や希望へのメッセージも込められている。
音楽を楽しみながら英語のフレーズを学ぶと、記憶にも残りやすいですよ!
ではまた次回!